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レッドシダーだけでなく、他の樹種でも同様でございますが、木材を100%水に沈めてご使用の場合は、条件にもよりますが、腐る心配がございません。(木に含まれる腐朽菌が生息できなくなるため)
ですが、一部が水につかった状態でお使いになられますと、レッドシダーは弊社で扱っておりますハードウッド(硬質木材)と比べ、耐久性が低い樹種でございますので、すぐに腐ってしまうというのが現状でございます。
そこで弊社といたしましては、水に対して実績のある「イペ」という樹種をご紹介させて頂きたいと存じます。
→ イペ商品ページ http://www.1128.jp/wood_deck/hardwood/ipe
イペ材の大きな特徴の一つとして、気乾比重が1.07と非常に高く(水に沈みます)、「水に対しての耐久性が高い」という特徴がございます。
具体的な実績と致しましては、
・東京アクアラインの海ほたるのウッドデッキ
・横浜大桟橋
・東京外語大府中キャンパスプロムナード
・上野不忍池
・県立座間谷戸山公園
・山口空堀川側遊歩道橋
・茨城つくば大子広域公園遊歩道
などの場所に使用されております。
環境によって変わりますが、10~20年は耐久する材でございます。
ですので、レッドシダー材をご使用頂いて、2~3年で腐らせてしまい、何度もメンテナンス・交換を行なうよりも、イペ材を使用して、長い年数でお使い頂いた方が、コストパフォーマンス的にも有利になるかと思われます。
また、レッドシダーの、節が付いている質感の材をお求めの場合は、弊社で扱っております、「サイプレス」をご紹介致します。
別名「オーストラリアひのき」と呼ばれている材でございまして、レッドシダーによく似た質感を持った硬質木材でございます。硬質木材でございますので、水に対する耐久性もございます。
また、サイプレス他の特徴として、
・白アリに対して強い
・アロマのような香りがする
などの、特徴もございます。